クロ ゴルフエッセイ 〜クロがゴルフに関するエッセイを綴ります〜
第7話 ゴルフバッグ
私は現在FILAのゴルフバックを使用している。FILAはデザインはいいが、どうも金具関係が弱く、使っているうちに、背負いベルトの上の方の金具が、開いてしまうのである。それを、今まで何度も金槌で戻して使っていたのだが、ついに先日、修理途中に金具の先が折れて取れてしまった。

背負いベルトがないとバッグを肩から担げない。ちょうど日本へ帰省する前日だったので、日本で新しいバッグを買おうかなと思い、いくつかショップをはしごして見たが、大きさとデザインと値段で折り合うものがなく、ギブアップ。そして、背負いベルトだけ注文しようかなと聞いてみたら、それだけで、すでに8千円ほどかかるとのことで、ちょっと考えてしまった。

次に、修理を考え、渋谷のロフトに行って、金具を探したが、合いそうなものが見つからず、結局ミニ布ベルトを購入してシンガポールに戻った。ただ、いざ縫いつけようとすると、背負いベルトの革の部分と布ベルトを縫い付けるのに普通の針ではやはり不可能ということに気づき、行きつけの洋服お直し専門を尋ねた。きっと皮製品も修理しているだろうから、皮専用のミシンがあるかな?と期待していったが、残念ながらそのお店ではできないとのこと。

その代りに、「こういうのは靴の修理やさんとかで、きっとやっているでしょう」とアドバイスをしてくれたので、その足でオフィス近くの靴屋さんへ。だめもとで聞いていようと、布ベルトと背負いベルトを見せて説明していたら、「同じような金具あるからこれで修理してあげる」と、壊れたのとほぼ同じ形の金具を引出しから出してきた。これにはびっくりした。さらに、「ほどいて縫い合わせてつけておくから明日おいで」と言われて、またまたびっくり。

そして次の日、どうなっているのかなあと思いながら訪ねたら、新しい金具がきちんと取りつけられていた。聞いたら、「一旦全部ほどいて、金具をつけて、皮用の特別の針と糸で、縫い合わせた」とのこと。そして、修理代は金具も含めて、なんとたったの6ドル(400円位)。6ドルでバッグが生き返った。

こちらシンガポールでは、洋服のお直しなども安く手軽にできるが、ゴルフバックの金具もお直しができたことに、改めてシンガポールのよさを感じた次第である。ちなみに、今回の経験から判断するに、日本だと「カバン」の修理屋さんなどに行くと、きっと修理してもらえると思うが、値段が見合うかどうかはわからない。

(2001年7月23日)



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