クロ ゴルフエッセイ 〜クロがゴルフに関するエッセイを綴ります〜
第5話 同級生
先日、地元香川県で初めてゴルフをした。かねてからの念願がかなったのである。実は帰省の日程が決まったときに、ふと思い立って高校時代の同級生で作っているメーリングリストに「ゴルフ同窓会とかないの?」とメールを打ったら、地元に残っている同級生がすぐにアレンジしてくれたのである。うれしかった。

同級生とのゴルフは初めて。育った香川県でのゴルフも初めて。そして同じ年齢の人達だけでプレーするのも初めて。初めて尽くしのゴルフにワクワクしながら、ゴルフバックをシンガポールから担いで香川入りした。

そして5月4日五月晴れの中、ゴルフ場で久しぶりの対面。今回は私を含めて4人。男性2人、女性2人。まずは、ゴルフ場に到着後、朝日に照らされている遠くにいる同級生のシルエットに、「あれ?あれってもしかして○○くん?えーっ?” 昔はジャニーズ系だったのに、、、、」と、つい、自分のことは棚にあげて、貫禄がでている彼のお腹をじーっと見てしまった。

尤も、男性陣2人は「女性陣を細く見せるためのメンバーにしたんや!」と言い張っていたが、4人で乗ったカートが途中坂道を登れなかったときは、みんな笑いころげて、さすがに「俺たちのせいやの〜」と優しい男性陣二人は歩いて登ってくれた。とは言っても、体型だけ貫禄がでているわけではなく、一人の男性は歯医者さんを開業、もう一人の男性は野村総研を辞めてお父さんの会社を継ぎ、現在専務取締役として頑張っている。もう一人の女性も歯医者さんで高松で自ら開業している。みんな従業員を雇いながら経営も考えながら頑張っているのである。みんな地元香川県高松市で大活躍中である。

とまあ言いたい放題のゴルフは、ゴルフもさることながら、話しも面白く、「こんなこと同級生やけん言えるんやでえ。。」と讃岐弁をまくしたてながら、わいわいと普段とは違うゴルフを楽しんだ。不思議な感覚で、ほんと久しぶりに会ったのに、初めてゴルフをみんなでしているのに、高校時代(小学校や中学校も一緒だった人もいる)を一緒に過ごしたからか、不思議とすぐに馴染んでブランクを全く感じさせない昔の感覚に戻れたのである。みんな、「今日は楽なゴルフやなあ。気使わんでええけんのー」と連発していた。

それにしても同級生とこんなふうに一緒にゴルフできるなんて、ついこの間まで思ってもみなかったが、メールの威力と、同級生の素早いアレンジ力と、予定を併せて参加してくれたみんなの行動力に感謝である。同級生とグリーンで会える楽しみに感激し、また、地元香川県にすばらしいゴルフ場がいっぱいあるという田舎の再発見をし、日本のゴルフもなかなかいいなあと思った1日であった。そして、ゴルフをしていてよかったなあと思った一日であった。いつか四国88ヵ所ゴルフ場めぐりを実現させたいものである。

(2001年5月28日)



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